2007年4月1日に720社以上の企業の参加で日本のファッション業界一の団体となった関西ファッション連合ですが、巨大化したことで良いことばかりがクローズアップされていますが、実は良い面ばかりではありません。
ファッション産業全体の組合となってしまったために、舵取り役を務めるのはどうしても総合商社的な企業の役割になります。
もしこれが、製造業者が舵取りをすれば、イタリアのような良い形でのファッション業界の形成が成されたと思うのですが、商社的な考えはファッションという創造的なビジネス、夢を売るビジネスには不向きです。
ファッションブランドが育ち、継続的に発展していくには、
- そのブランドが持つ価値の想像
- そのブランドのファンが生まれる
- ファンによるブランドの口コミ
- マスコミ媒体による紹介
- 新たなファンが生まれる
- ビジネスとしてのブランド力が備わり成長していく
という過程を踏む必要があるのですが、商社的な考えですとこうはいきません。
商社ができることは、売れているブランドをライセンシーで拡大していくことです。
つまり、本当の意味でのファッションビジネスとしては機能しないのです。
なぜ、日本のアパレルが世界に通用するブランドに育たないかのかという理由はここにあります。
大阪と東京のファッション業界を比較した時も、
・企画やデザインが主体なのか?
・売上を上げることが主体なのか?
という最大の違いがあります。
ブランドのファンに向けたファッションの提案をしているか?
その時ばったりの商売になってはいないか?
なぜ、多くのブランドが10年続かないのか?
ここに関西のファッションを復活させる答えがあると思います。
posted by 関西ファッション連合 at 14:09|
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